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写経で文章がうまくなりたい8 ストロング系害悪論を大手はどう見ているのか

 今回写したのは週刊東洋経済のオンライン版、東洋経済プラスの『ストロング系害悪論にメーカーはどう答える』という記事(無料会員に登録していないと見れない)。昨今いわゆる度数9%のストロング系チューハイに関して依存症専門医などから、度数が高いうえに安いし飲み安い、依存につながるのでは、といったいわゆる害悪論*1

 また、ついアルコールを飲んでしまう、社会問題についても考える必要があるだろう。あくまで個人的な肌感だが、金のある人間や趣味として、飲酒を楽しんでいる層、コミュニケーションの場でしか摂取しない、仕事や人間関係がうまくいっているという人間が好んで毎日ストロング系を飲むという話はあまり聞かない。

 結局のところ、ストロング系をやり玉に挙げて、仮に是正が進んだとしても、ついついストロング系を飲んでしまう根底にある、強い酒でも飲んで忘れたい、つらい気持ちや孤独感、眼前にある問題が解決するわけではない。

 あと、個人的には宝酒造の強気の姿勢がよかった。確かに宝酒造はいわゆるチューハイにこだわり、いい意味でアルコール感が強いというか、飲み安くてぐいぐい行けてしまう商品を作っているわけではないので、他とは違うという意識もあるかもしれない。個人的にも好き。

 

なんだか取り留めもなくなってしまったがこんなところで終わり

ちなみに紹介している本は薬物依存症の問題を多角的に扱った良い本です。気になる人はそんなに高くないので読むとよいです。

 

 

 

*1:記事を書いた東洋経済の兵頭記者は他に以下のような記事も出している。

金原ひとみ「ストロング系は罪深き飲み物」 | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

精神医療の現場で感じるストロング系のヤバさ | 健康 | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 最後にチューハイ売り上げ大手5社(サッポロ、キリン、宝酒造サントリー、アサヒ)に質問をぶつけていたのも良かった。

 個人的にはお酒そのもの以前に、合法非合法を問わず、依存性のある薬物との向き合い方を教えていない、もう少し言えば、だめ絶対でとどめている教育も問題だろうと思ってしまった。アルコールもそうだし、市販薬で依存症になっている人間も日本にはたくさんいる。((参考記事 

せき止め乱用、10代で急増 厚労省の薬物依存調査: 日本経済新聞

厚労省の報告 

https://www.mhlw.go.jp/content/11120000/000542417.pdf